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NVIDIA GTC (GPU Technology Conference) 2024は、毎年米国サンノゼにて開催される、AIやコンピュータグラフィックスにフォーカスした開発者向けのカンファレンスです。世界中から多くの開発者、エンジニア、研究者、発明者、IT 専門家、スタートアップなどが来訪しております。2009年から始まったこのイベントは、最初はGPUに焦点を当てていましたが、近年自動運転やヘルスケア、エンターテイメントなど、AIとディープラーニングの様々なアプリケーションにまでスコープが広がっています。
今月のチョキスタでは、NVIDIA GTC 2024に参加したスタートアップ企業の中で、私が特に注目している企業を紹介します！
元Waymoのエンジニアが立ち上げたNuroは、Nuro Driver AIを搭載した自動運転電動ロボタクシーNuro R3 EVをお披露目しました。車両が無人のお菓子・ドリンク販売車になっており、車両の外部に取り付けられたタッチスクリーンを使ってユーザー自身が売り場のドアを開閉し、ピックアップしたアイテムはカメラのモニタリングによって自動でカート追加され金額が請求されます。2024年後半からカリフォルニア州とテキサス州での運用開始予定です。
2020年に創業した、コーヒー好きのためのAGIロボット開発のスタートアップ。AIを活用したロボットバリスタが、実際に会場で参加者にコーヒーを提供していました。器具の洗浄やラテアートまで完璧にこなし、来場者の注目を集めていました。サンフランシスコの観光地Pier39でも同社プロダクトが稼働しております。
次世代ヒューマノイドロボットの開発を行うApptronikは、ヒューマノイドロボット学習を強化するためNvidiaとの提携を実施しています。Nvidiaの新たな汎用基盤モデルGR00Tと自社技術を組み合わせることにより、自動的に人間にジュースを提供する、といったような人間らしい動きが可能になります。
KDDIアメリカ
KDDIアメリカ（本社：ニューヨーク）は、1989年に設立され、以降30年にわたりワンストップのICTソリューションを提供しています。米国に8拠点展開し、サービスエリアは北米だけでなく中南米もカバーしています。お客さまに最適なデジタルトランスフォーメーションを実現するべく、近年は、既存のICTソリューションの提供だけでなく、アプリケーション分野におけるコンサル・構築などを強化しています。
こうした取組みをとおして、お客さまの挑戦を全力でサポートしていきます。
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一色 望 / Nozomi Isshiki
KDDIオープンイノベーションファンドのアメリカ サンフランシスコ拠点でスタートアップとKDDIの事業創造を目指し、ディールソーシング（投資先探し）と投資評価に取り組み、既存の投資先企業もサポートしながらMUGENLABO Magazineの制作に携わる。
趣味は世の中のトレンドサーチと、美味しいお店巡り、旅行、ジム通い。
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