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コラム 2023.08.31 ちょっと気になるスタートアップ No.26 ~Cerby~

KDDI America


 この数年、経理や総務、報告や連絡など業務に利用する外部のソフトウェアが着実に増え続けています。企業の使うSaaS(オンラインで利用する業務ソフトウェア)の数は平均110個にも上る、との調査もあります。

 これだけのソフトウェアを利用していると、「このサービスのIDどれだっけ?」「どのパスワードか分からない!」、と逆に生産性が下がってしまう事態も起こりそうです。

 Cerbyは、SaaSやオンラインサービスへのアクセス管理を一元化できるプラットフォームを提供しています。アクセス時のセキュリティ要件(パスワード更新頻度や2段階認証など)をシステム部門などで管理することが可能となり、ユーザ任せになりがちな部分を中央管理可能にしてくれます。また、ID発行業務やアクセス権限付与など、システム部門の負担になりがちな業務を自動化する機能も提供しています。

 外部ソフトウェアの利用により仕事の生産性を上げつつ、セキュリティも万全にしたいという企業ニーズに応えるCerby、要注目のスタートアップです。

    KDDIアメリカについて

    KDDIアメリカ(本社:ニューヨーク)は、1989年に設立され、以降30年にわたりワンストップのICTソリューションを提供しています。米国に8拠点展開し、サービスエリアは北米だけでなく中南米もカバーしています。

    お客さまに最適なデジタルトランスフォーメーションを実現するべく、近年は、既存のICTソリューションの提供だけでなく、アプリケーション分野におけるコンサル・構築などを強化しています。

    こうした取組みをとおして、お客さまの挑戦を全力でサポートしていきます。

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    執筆者

    KDDI America
    一色 望 / Nozomi Isshiki

    KDDIオープンイノベーションファンドのアメリカ サンフランシスコ拠点でスタートアップとKDDIの事業創造を目指し、ディールソーシング(投資先探し)と投資評価に取り組み、既存の投資先企業もサポートしながらMUGENLABO Magazineの制作に携わる。
    趣味は世の中のトレンドサーチと、美味しいお店巡り、旅行、ジム通い。