rabbit r1は、2024年1月のCESで発表された手のひらサイズのAIガジェットで、ChatGPT3.5をベースとし、音声とタッチパネルで操作を行います。CESの中では最も注目を集めたデバイスだとも言われており、CESではクローズドなキーノートが開かれたのみで、ほとんどの一般来場者は会場でそのデバイスを見ることも触れることもできませんでした。一方で、発売日(発表からわずか24時間)での商品オーダー数は1万台を超え、同社の推定出荷台数の約20倍の規模となりました。現在までに10万台以上のオーダーがあったとされています。
80~90年代の懐かしさを感じさせるrabbit r1のデザインは、ストックホルムに拠点を置く話題の電子機器メーカーTeenage Engineeringが、開発はスタートアップ企業のRabbit, Inc.がそれぞれ手掛けています。このデバイスは、LAM(大規模アクションモデル)を採用しており、アクションを実行し、Web検索や音楽ストリーミングなどのタスクをサポートするように設計されています。