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コラム 2023.08.31 知られざるKDDIアメリカの素顔

KDDI America


 KDDI America, Inc.は、1989年6月にアメリカ合衆国ニューヨーク州で、日本を拠点とする株式会社KDDI(以降、KDDI)によって設立されました。当初は、国際電話サービスを中心に事業を展開していました。

 現在は、アメリカ市場におけるデータセンターサービスやクラウドサービス、国際ネットワークなど幅広い通信およびテクノロジーサービスを企業の皆様にご提供差し上げていることは、ご存じの通りですが、今回は、あまり知られていないKDDIアメリカの横顔をご紹介いたします。

Topic:
1) 親会社:株式会社KDDIの今昔
2) KDDI アメリカは日米を結ぶ海底ケーブルを守っています!
3) KDDI アメリカはAI・IoTを活用したデータ分析からアプリケーション開発をやっています!

I.親会社:株式会社KDDIの今昔

 KDDI America, Inc.の横顔を振り返る前に、親会社であるKDDIについてご説明いたします。KDDIは2000年6年に、日本のDDI(第二電電)、KDD(国際電電)、そしてIDO(日本移動通信)が合併し、現在知られている株式会社ケーディーディーアイ(通称KDDI)として発足しました。

    KDDI誕生 (2000年10月2日、KDDIビル)

     2023年08月17日 15:50現在、KDDI株式会社は、時価総額9兆6千万円(9,666,786,268,984円)で東京証券株式市場第8位の銘柄としてランキングされております。また、世界的にも、Fortune global 500 company に認定されています。

     近年においては、SpaceX社と、日本国内の法人企業や自治体への衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」提供に関する契約を締結しました。この契約によりKDDIは「認定Starlinkインテグレーター」として、これまで通信環境の構築が課題とされていた山間部や島しょ地域、自然災害時などにおいて安定かつ高信頼な通信を必要とする法人企業や自治体のお客さまに、「Starlink」の高性能なネットワークを提供できるようになります。

    II. KDDI アメリカは日米を結ぶ海底ケーブルを守っています!

     KDDIの母体会社であるKDDは、1953年に設立されて以来、海底ケーブルや衛星通信を始めとした当初では大変高度な技術を先進的に取り入れ、国際通信の要として活躍してきた企業です。1989年には、太平洋で最初の光海底ケーブルである、第三太平洋横断ケーブル(TPC-3)を開通。この光海底ケーブルは、千倉海底線中継所からグアムを経由し、ハワイ・アメリカ本土を結ぶ、全長13,300キロメートルの当時世界最長光海底ケーブルでした。現在、KDDIは世界最大規模の海底ケーブルを所有しており、日米間を結ぶ光海底ケーブル「FASTER」において60Tbpsの容量のうちの17%を占めています。

     KDDIアメリカは、重要な事業の一つとして、この太平洋海底ケーブルの保守運用業務を担っています。

    III. KDDI アメリカはAI、IoTを活用したデータ分析からアプリケーション開発をやっています!

    KDDI アメリカは、ITインフラのみを取り扱っている訳ではございません。AI・IoTを利用したデータ分析や、それらをベースにしたアプリケーション開発により、お客様のビジネスオペレーションの革新化をサポートしています。これは業務プロセスの効率化だけに留まりません。IT・通信を活用した〝新しい価値〟の創出──新規ビジネスに繋がるDX(Digital Transformation)化の為に、デザインシンキングによるコンサルティングフェーズから導入・運用までフルサービスをご提供差し上げています。この分野は、今、経営層の方々の大きな期待が寄せられております。KDDI アメリカはスタートアップ企業やパートナー企業との協力体制を組み、常にアンテナを張り巡らせながら新しい提案を続けています。

     更に、2021年にCA州に拠点を置くStation Digital MediaがKDDI Americaの子会社としてKDDI Americaグループに加わりました。Station Digital Media社は、次世代のアプリケーションを開発する企業の一つです。自社で開発した様々なプラットフォーム(KintaroやJunction)を駆使し、ユーザーセントリックなUIを実現。ユーザーだけでなく、アプリを提供する側の企業にとってもデータの管理を容易にするプラットフォームの提供をしています。時代の先を行きたい企業にはぴったりのアプリケーション開発サービスとなっております。

      まとめ: KDDI Americaはお客様に寄り添い、お客様のビジネスに貢献します!

       この様に、KDDI Americaは社内ネットワーク構築はもちろん、DX化やセキュリティ対策、サーバーやクラウドの運用保守など、ビジネスに欠かせないITサービスを広範な範囲にわたってご提供差し上げております。

       KDDI Americaはまた、お客様の現場に赴き、お客様の現場を見て、お客様と話をしながら、そこで見つけた課題を、現場メンバーと一緒にソリューションを考えます。お客様に寄り添い、そしてお客様のビジネスに貢献する──カスタマー・セントリックの形が、私たちの姿です。

      KDDIアメリカ

      KDDIアメリカ(本社:ニューヨーク)は、1989年に設立され、以降30年にわたりワンストップのICTソリューションを提供しています。米国に8拠点展開し、サービスエリアは北米だけでなく中南米もカバーしています。お客さまに最適なデジタルトランスフォーメーションを実現するべく、近年は、既存のICTソリューションの提供だけでなく、アプリケーション分野におけるコンサル・構築などを強化しています。
      こうした取組みをとおして、お客さまの挑戦を全力でサポートしていきます。

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      執筆者

      Daisuke Mitani

      KDDI America

      長瀬 幸太 / Kota Nagase
      Marketing Associate

      2023年KDDI America, Inc.に新卒で入社。アメリカ合衆国テキサス州のヒューストン大学にて、マーケティングの修士を修了。趣味は筋トレ、テニス、ファッション。高校時代にはテニスでテキサス州ダブルス大会3位に入賞。毎日のようにお目当ての洋服を追い求めている。