マルチクラウド利用の普及、クラウドの利用拡大に関連する記事をよく目にします。
改めて、クラウドの導入を実際にされていますか?という疑問から始めさせていただきます。
実際、導入されていますか?
KDDI America
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マルチクラウド利用の普及、クラウドの利用拡大に関連する記事をよく目にします。
改めて、クラウドの導入を実際にされていますか?という疑問から始めさせていただきます。
実際、導入されていますか?
一般的にクラウドのメリットとしては、以下のようなものがあります。
・初期投資が不要(オンプレミスのような機器類の個別調達が不要)
・お支払いは利用分のみ(必要な台数・時間単位でのご利用が可能)
・セルフサービスなインフラ(簡易操作で新しいインフラをご用意)
・スケールアップ/ダウンが容易(サーバのスペックと台数を伸縮自在)
ただ、それでも導入しない企業様のペインポイントは何でしょう?
・現在のオンプレ環境で品質等十分担保できているから?
・クラウドに置けないデータがあるから?
・現環境の維持に日々追われており、設計・移行にかかる工数を割くに至らない?
・NW環境がプアで、接続性が担保できない?
・目に見えないものはやっぱり怖い?
・・・等々、色々なペインポイントがあろうかと思います。
クラウドにもメリットがある一方で、状況によってはデメリットになりかねないものでもあります。
しかしながら、コロナを機に我々の働き方は確実に変わってきています。コロナの好転に伴い、オフィスに出社する動きは出てきているものの、従来と比較して、企業NWへのアクセスは、オフィス「内」「外」に拘らず想定する必要があり、「どこからでも利用可能なインフラを整える必要性」は変わらないと思います。
この面を考えると、クラウドはやはり有力な選択肢の一つです。一言でクラウドと言っても様々な利用方法があるわけですが、本号では勝手ながらお題を「ファイルサーバ」とさせていただき、改めてクラウド利用時の特徴について説明します。
オンプレミスで構築するファイルサーバと比較して、以下のメリットが挙げられます。
①どの拠点からでもアクセス可能
当たり前ながら、クラウドを利用されていますので、どの拠点からでも同じファイルの取り出しが可能です。
②クラウド事業者の基盤を利用したバックアップ
データのバックアップ要件、ディザスタリカバリー(DR)要件を満たすため、クラウド事業者側で様々なバックアップ体系が準備されています。
例えば、米国の東海岸にファイルサーバをクラウド上で作成され、バックアップは西海岸、といった「クラウド事業者の基盤を活用したバックアップ」が可能です。自身でDRのためのDC事業者を探すなどの手間からも解放されます。
その他、下記メリットもあります。
③ハードウェアスペックの呪縛からの解放・ディスクの増設が容易
クラウドを利用する際にもスペック決めは必要ですが、導入後も変更でき、調達するハードウェアの仕様には縛られません。運用開始後の調整も利きます。なお、ディスクの増設も、オンプレの現場で実施する作業に比べれば、簡易な操作のみでできてしまいます。
④ハードウェアメンテナンスからの解放
ハードウェアのメンテナンスはクラウド事業者側で実施されるため、面倒なメンテナンス作業から解放されます。負荷のかかるディスク交換や、OSのアップデートから解放される点も大きいのではないでしょうか?
ここまでの記載のとおり、ファイルサーバ利用に限っても、クラウドのメリットは多いです。それでも、冒頭に記載したペインポイントはハードルとなるでしょうか?クラウド検討の際の設計、移行は大変で、工数がかかります。例えば、現オンプレ環境との並行運用はできるのか、あるいは、Active Directory(アクセス権限管理)との連携は取れないのか、といった、より詳細な要件もあろうかと思います。また、導入後のパラメータ調整もあります。導入して終わりではありません。
ただそのペインポイント解消のために、当社がおります。
当社では、「要件定義」の段階から支援させていただきます。その他「設計」や「構築」さらに導入後の「運用」も含めて一気通貫にてサービスを提供させていただくことにより、上記に述べたような企業さまのペインポイント解消に資することが当社のバリューであると考えております。
今回挙げさせていただいたファイルサーバの導入、本当は興味があるけど、踏み出せない一歩がある、ということでしたら、その一歩を踏み出すお手伝いをさせていただけませんか?是非、marketing@kddia.com までご相談いただけますと幸いです。
KDDIアメリカ(本社:ニューヨーク、CEO:延原 正敏)は、1989年に設立され、以降30年にわたりワンストップのICTソリューションを提供しています。米国に8拠点展開し、サービスエリアは北米だけでなく中南米もカバーしています。
お客さまに最適なデジタルトランスフォーメーションを実現するべく、近年は、既存のICTソリューションの提供だけでなく、アプリケーション分野におけるコンサル・構築などを強化しています。
こうした取組みをとおして、お客さまの挑戦を全力でサポートしていきます。
この記事に関するご質問等はmarketing@kddia.comまでお問い合わせください。