A社様は、拠点間ネットワークのセキュリティ及び冗長性の向上及びコスト削減、さらにはWebサイト経由でのトラフィック監視を可能とする為、MPLS (Multi-Protocol Label Switching)を利用したIPプライベートネットワークであるIP-VPNサービスを導入。
MPLSを利用した「IP-VPN」サービスで複数拠点間のネットワークをセキュアに
A社様は、拠点間ネットワークのセキュリティ及び冗長性の向上及びコスト削減、さらにはWebサイト経由でのトラフィック監視を可能とする為、MPLS (Multi-Protocol Label Switching)を利用したIPプライベートネットワークであるIP-VPNサービスを導入。
既存ネットワークは、拠点間を他社のインターネットVPNで構築していたが、昨今のセキュリティ意識の高まりと、日本側からのJ-SOX対応要求により、閉じられたプライベートネットワークを希望されていた。
また、既存のネットワークプロバイダーに対しては、障害時の対応に不満があり、日本語にてマイクロマネジメント対応をしてくれるキャリアを模索していた。
タイミング良くKDDIアメリカより、メイン回線の障害時にもDSLによるIP-SECバックアップを付けたMPLSネットワークの構築や、日本語対応のできる24時間365日開設のネットワークオペレーション(NOC)の運用や障害対応の体制について案内を受け、導入することを決意された。
同社はすでにKDDIアメリカのデータセンターにてコロケーションサービスを利用していた為、アクセス回線の敷設が不要であったり、接続機器などの移設の手間や費用が発生せず、これまでのネットワークプロバイダーへ支払っていたネットワーク費用と比べて安価で利用する事も分かった。
さらに、IP-VPNのオプションサービスとして各拠点からトラフィックボリュームを直接専用Webサイトから確認できるPerformance Report Service (PRS)を利用できることがメリットとなった。
また、冗長化として主回線が障害になった場合のバックアップとして、IP-SECにて対応することを提案し、A社様のデータを安全かつ確実に転送することが実現できた。
データセンターとネットワークサービスを持つKDDIアメリカだからこそ、この様なハイブリット型提案ができ、お客様のコスト削減に貢献することができた。
さらにリアルタイムにネットワークの混雑状況をいつでも専用Webサイトを通して閲覧出来る事、米国内でも日本語での日本人的なきめ細かい対応や運用サービスにより、煩雑なトラブルシュートに関わる業務の削減にも繋げる事ができた。
※ | 掲載された情報は、取材日当時のものです。 |
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