Nidec Powertrain Systems de México, S.A. de C.V.
多言語に対応するKintoneでグローバルに業務負担を軽減、ペーパーレスからはじめるデジタル化
自社の特有なオペレーションだけでなく、メキシコのビジネスカルチャーやスペイン語という特殊要因にもフィットするKintoneとの出会いが、社内のデジタル化を一気に加速
導入したサービス
Kintoneの導入により課題を解決
紙ベースによるさまざまな弊害
申請業務が紙ベースであったため、承認プロセスの遅滞や書類管理の煩雑化が発生
見えない進捗状況
紙ベースでの承認プロセスにより、購入申請、見積もり、発注、検収、支払依頼に関して、ステータスの把握が困難
困難を極めたトレース作業
過去の申請を遡るにも手作業、自らの目で見つけるしかなく、膨大な時間と労力が必要

ペーパーレス化により、承認プロセスにおける遅滞ない業務推進を実現
承認プロセスの見える化がステータスの共有をもたらし、業務の無駄を削減
対応履歴の見える化により、迅速な意思決定が可能
購買プロセスとそれに関わるアプリ一覧
アプリイメージ
変わる社員の意識
当社のオペレーションにフィットするパッケージソフトがなく、さまざまなサービスを探している中でKintoneを発見。
Kintoneであれば社内のリソースで、導入から運用までできるのが決定のポイントでした。
業務部門とIT部門とで協力しながら、スタッフの意識改革やマスターデータの整備などと並行して、試行錯誤しながらアプリをデザインしていきました。
また、Kintoneでは当社所在地であるメキシコの公用語である、スペイン語表示や入力ができることも採用を後押ししました。
採用の理由と経緯、今後の展開
アプリを運用しながら、現場の声をもとに現場ファーストを心がけてアプリの改善を実施。
今後は、経理仕訳との連携や業務の工数削減につなげていくなど、さらなる改善を計画中。
購買以外の業務でも、Kintoneによるデジタル化を推進中。さらなる他部門への拡大を目指す。
また、このKintone導入で生まれた、業務部門とIT部門との協働や、スタッフの意識改革によってコロナ禍で希薄になっていた社内コミュニケーションに活気が戻り、よりいい職場雰囲気の醸成にも一役買っている。
Information Systems部門
Supervisor 恒松 泰志氏
お客さまプロフィール
Nidec Powertrain Systems de México, S.A. de C.V.
- 本社
- メキシコ サンルイスポトシ州
- 設立
- 2014年
日本電産トーソク株式会社の現地法人として設立。主に自動車用自動変速機のコントロールバルブを製造し、自動車関連メーカーに供給。北米市場における自動車部品製造分野において、なくてはならない存在となっている。